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外壁にひび割れが！補修方法を大公開します！ 2016/11/15
2016.11.15
皆様、おはようございます。
ガイソー水戸店、(株)イサカホームのオノザトです。
１１月も半ばになり、朝晩が冷えるようになってきましたね。
季節の変わり目は風邪をひきやすく、めっぽう弱いです。笑
さて、今日のお題の「外壁塗装 ひび割れ補修」ですが、私たちが担当させていただいている外装リフォームでは、切っても切り離せない大切な工事になります。
２０１１年３月の東日本大震災以降の工事は、多かれ少なかれ「ひび割れ補修」は毎回のようにあります。
なぜひび割れが起きてしまうのか・・・
簡単に説明しますと、地震などで建物が揺らされたときなどに、サッシなどの開口部や、釘やネジなどが打ってある箇所に力がかかり、力の逃げ場が無くなって外壁などを割ってしまうのです。
震災後、まだ外壁などのメンテナンスをされていない方は、外壁のサッシの角や、釘やネジが打ってある箇所の付近を見ていただくと、何かしらあるかもしれませんよ？
そして、ひび割れなどの向きによって緊急度は変わってしまいます。
・縦方向に伸びたひび割れ・・・よっぽどのことが無い限り、水は上から下に流れますので、水の浸入箇所は１点です。ひび割れが大きくなる前に直すようにしましょう。
・横や斜め方向に伸びたひび割れ・・・上から下に流れた水は縦方向の１点とは違い、横や斜めに線が引いてあるように面で受けてしまいます。面で受けるということは水の浸入量が格段に増えます。横ヒビの場合、ひび割れの太さ１ｍｍ長さ１ｍで、４時間で２リットルの水が入ると言われています。この場合は出来る限り早めの対策が必要になります。
応急処置の場合は、市販されているコーキングなどでひび割れを隠すように埋めてしまえば大丈夫ですが、見た目は良くないです。
見た目良く直したい場合は、私たちのような外装リフォームのプロに任せたほうが良いです。
ただ、この外壁補修はどの職人でも出来るわけではないので、業者選びには注意が必要です。
私たちが実際に行ったモルタル外壁の補修工事を写真で説明させていただきます。
まずは、ひび割れを電動工具を使い、約１ｃｍの太さまで広げます！
「わざわざ広げたら、余計と雨漏りに繋がるんじゃないの？」
って声が聞こえてきそうですが、広げた理由はありますのでお待ちください。笑
広げたひび割れの周りも削ります。１枚目と２枚目で電動工具の向きが違います。
１枚目はひび割れを広げる目的、２枚目は外壁の模様を削るのが目的です。
広げたひび割れの中に、コーキングを充填します。
外壁のひび割れは、持てる技術を駆使して補修をしても、同じところが必ず割れます。
割れた時にいかに水を入れないかが、補修工事のポイントになると考えております。
コーキング充填完了です。
コーキングの乾きが悪いのに次工程に進むと、不具合を起こしやすいので、３日ほど乾燥させます。
ひび割れを広げず、太さ１ｍｍ程度のひび割れにコーキング材を充填しても、中に押し込まれるコーキングは１ｍｍか２ｍｍ程度です。
表面だけ防水しても、あっという間に切れます。
ひび割れを広げた理由は、ここにあります。
コーキング材の乾燥後、樹脂モルタル（厚付型）で埋め戻します。
樹脂モルタルとは、モルタルの中に樹脂（糊みたいな感じです）と繊維を混ぜて撹拌します。
一般的なモルタルよりも強く割れにくい特徴があります。
厚付型の樹脂モルタルが乾燥したら、模様を削った箇所に薄付型の樹脂モルタルを塗布します。
この薄付型をやるかやらないかで、最後の仕上がりが変わります。
一手間加えれば、仕上がりのレベルが格段に上がるのです。
最後に吹付で模様を付け直して、外壁全体を塗装して完了になります。
塗装工事は、あくまでも防水です。
ただ、防水だけではなく美観も重要です。
防水機能を高め、綺麗に美しく仕上げるのが塗装の仕事になります。
業者さんを選ぶ際のポイントは・・・
工事・工程・施工手順を熟知していること。
施工事例などを写真や、実際の施工物件を見せてもらえること。
他にも業者選びのポイントや決め手はたくさんあります。
一生のうちに何度も行う工事ではないので、安さや謳い文句にダマサレないでくださいね！！
今日も１日、よろしくおねがいします。
ガイソー水戸店
株式会社イサカホーム
一級塗装技能士／二級建築施工管理技士
小野里 和宣
ガイソー水戸店、(株)イサカホームのオノザトです。
１１月も半ばになり、朝晩が冷えるようになってきましたね。
季節の変わり目は風邪をひきやすく、めっぽう弱いです。笑
さて、今日のお題の「外壁塗装 ひび割れ補修」ですが、私たちが担当させていただいている外装リフォームでは、切っても切り離せない大切な工事になります。
２０１１年３月の東日本大震災以降の工事は、多かれ少なかれ「ひび割れ補修」は毎回のようにあります。
なぜひび割れが起きてしまうのか・・・
簡単に説明しますと、地震などで建物が揺らされたときなどに、サッシなどの開口部や、釘やネジなどが打ってある箇所に力がかかり、力の逃げ場が無くなって外壁などを割ってしまうのです。
震災後、まだ外壁などのメンテナンスをされていない方は、外壁のサッシの角や、釘やネジが打ってある箇所の付近を見ていただくと、何かしらあるかもしれませんよ？
そして、ひび割れなどの向きによって緊急度は変わってしまいます。
・縦方向に伸びたひび割れ・・・よっぽどのことが無い限り、水は上から下に流れますので、水の浸入箇所は１点です。ひび割れが大きくなる前に直すようにしましょう。
・横や斜め方向に伸びたひび割れ・・・上から下に流れた水は縦方向の１点とは違い、横や斜めに線が引いてあるように面で受けてしまいます。面で受けるということは水の浸入量が格段に増えます。横ヒビの場合、ひび割れの太さ１ｍｍ長さ１ｍで、４時間で２リットルの水が入ると言われています。この場合は出来る限り早めの対策が必要になります。
応急処置の場合は、市販されているコーキングなどでひび割れを隠すように埋めてしまえば大丈夫ですが、見た目は良くないです。
見た目良く直したい場合は、私たちのような外装リフォームのプロに任せたほうが良いです。
ただ、この外壁補修はどの職人でも出来るわけではないので、業者選びには注意が必要です。
私たちが実際に行ったモルタル外壁の補修工事を写真で説明させていただきます。
まずは、ひび割れを電動工具を使い、約１ｃｍの太さまで広げます！
「わざわざ広げたら、余計と雨漏りに繋がるんじゃないの？」
って声が聞こえてきそうですが、広げた理由はありますのでお待ちください。笑
広げたひび割れの周りも削ります。１枚目と２枚目で電動工具の向きが違います。
１枚目はひび割れを広げる目的、２枚目は外壁の模様を削るのが目的です。
広げたひび割れの中に、コーキングを充填します。
外壁のひび割れは、持てる技術を駆使して補修をしても、同じところが必ず割れます。
割れた時にいかに水を入れないかが、補修工事のポイントになると考えております。
コーキング充填完了です。
コーキングの乾きが悪いのに次工程に進むと、不具合を起こしやすいので、３日ほど乾燥させます。
ひび割れを広げず、太さ１ｍｍ程度のひび割れにコーキング材を充填しても、中に押し込まれるコーキングは１ｍｍか２ｍｍ程度です。
表面だけ防水しても、あっという間に切れます。
ひび割れを広げた理由は、ここにあります。
コーキング材の乾燥後、樹脂モルタル（厚付型）で埋め戻します。
樹脂モルタルとは、モルタルの中に樹脂（糊みたいな感じです）と繊維を混ぜて撹拌します。
一般的なモルタルよりも強く割れにくい特徴があります。
厚付型の樹脂モルタルが乾燥したら、模様を削った箇所に薄付型の樹脂モルタルを塗布します。
この薄付型をやるかやらないかで、最後の仕上がりが変わります。
一手間加えれば、仕上がりのレベルが格段に上がるのです。
最後に吹付で模様を付け直して、外壁全体を塗装して完了になります。
塗装工事は、あくまでも防水です。
ただ、防水だけではなく美観も重要です。
防水機能を高め、綺麗に美しく仕上げるのが塗装の仕事になります。
業者さんを選ぶ際のポイントは・・・
工事・工程・施工手順を熟知していること。
施工事例などを写真や、実際の施工物件を見せてもらえること。
他にも業者選びのポイントや決め手はたくさんあります。
一生のうちに何度も行う工事ではないので、安さや謳い文句にダマサレないでくださいね！！
今日も１日、よろしくおねがいします。
ガイソー水戸店
株式会社イサカホーム
一級塗装技能士／二級建築施工管理技士
小野里 和宣
水戸市 ひたちなか市 笠間市 桜川市 那珂市 常陸大宮市 常陸太田市（旧常陸太田市） 鉾田市（旧鉾田町、旭村） 小美玉市 石岡市 茨城町 大洗町 城里町 東海村
