シーラーレスによる
省工程で経済的
シーラーレスとは、シーラーやプライマーといった下塗り用の塗料が不要なことです。下塗りと上塗りの性能を兼ね備えていますので、同一現場で下塗り用、上塗り用といった2種類の塗料を別々に準備することなく仕上げることが可能です。一般的なアクリルシリコン樹脂より、樹脂分子量が小さく、小さな隙間に入り込みやすいので浸透性と付着性に優れており、下塗り用の塗料が不要となります。
シーラーレスな塗装工程
![通常とガイソールーフガードマルチコートの工程比較](./images/1-1.png?2408002)
浸透性に優れ、深部まで入り強固な下地に!
一般的なアクリルシリコン樹脂より、低分子量の樹脂を使用しているため、小さな隙間にも入り込みやすく、浸透能力にも優れています。
下地に追従するため、
ひび割れしにくい
乾式コンクリート瓦(モニエル瓦/クボタ洋瓦/スカンジア瓦/ハルモリック乾式瓦)・セメント瓦・新生瓦・スレート(コロニアル/カラーベスト)・波型スレート・金属(カラー鋼鈑・ガルバリウム鋼鈑・折板・瓦棒・鉄・亜鉛メッキ鋼鈑・ステンレス等)などの様々な屋根基材に対応できる塗料。
※錆が無ければ直接塗装が可能。高い汎用性を誇ります。
塗膜折り曲げ実験
![塗膜折り曲げ実験の様子](./images/3-1.png?2408002)
トップコートで劣化を防ぎ
艶感アップ!
どんなに良い樹脂でも顔料・添加剤などを沢山入れると性能が低下してしまいます。クリヤーは必要な物だけを入れてこそ樹脂本来の力が発揮されます。余分な物は含まない『ピュアシリコンクリヤー』ハイグロストップをトップコートに塗装することで艶感がアップし、塗膜の劣化による光沢低下や退色が低減されます(図1,図2)。
また塗膜をクリヤー層で保護することで耐UV性と耐酸性を強化し、フッ素に勝る超高耐候性(光沢低下防止・退色防止)が得られます。
![ハイグロストップ施工前と塗装後の様子](./images/4-1.png?2408002)
着色塗膜をクリヤー層で保護することで、耐候性が長く保たれることになります。自動車のクリヤーコートがありますが、その概念を屋根にも取り入れた仕様が「ハイグロストップ」です。
促進耐候試験(メタルハイドランプ法)
![マルチコート+ハイグロストップは高い光沢度を維持](./images/4-2.png?2408002)
色差測定(メタルハイドランプ法)
![マルチコート+ハイグロストップは色差が小さい](./images/4-3.png?2408002)
塗料別期待耐候年数
![ガイソールーフガードマルチコート+ハイグロストップの期待耐候年数は15年](./images/4-4.png?2408002)