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ガイソー水戸店

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パミール屋根、板金でカバー!塗装以外のメンテナンス! 2017/1/19

2017.01.19
皆様こんにちは!

ガイソー水戸店、(株)イサカホームの営業・現場管理担当のオノザトです。

私事ですが、明日誕生日なんです!笑

昭和55年(1980年)1月20日の大寒生まれです。

誕生日を迎えるたびに、母から「お前が生れた日も寒かったんだ」と言われます。

明日も寒そうで、雪が降るとか降らないとか・・・。

雪が降ると子どもたちは大喜びですが、現場や移動を考えると微妙ですね。

 

さて、今日のお題の「屋根リフォーム・パミール」ですが、最近ご提案の機会が多いので、少し書いてみようと思います。

パミールとは商品名です。メーカーは「ニチハ」。

1996年~2008年まで製造・販売されていた屋根の仕上げ材です。

特長はアスベストが含まれていない、当時は新しい建材でした。

なぜアスベストが含まれていないかと言いますと、アスベストを含む屋根材の販売が禁止された直後の建材だからです。

いまさら説明しなくてもアスベスト含有の建材が販売中止になった理由は分かりますよね?

アスベストを吸い込むと、肺ガンになるリスクが非常に高くなります。

潜伏期間は約30年。20歳の頃に吸って、症状が出るころは50歳・・・。怖いですね・・・。

私は元々職人で、15年前からアスベストは少なからず吸っているので、あと15年ぐらいで症状がでるかもです・・・。汗

話しを戻します。

パミールはアスベストを含まずに、以前までの屋根材と同等の耐候性(耐久性)が期待されていましたが、実際は弱かったんですね。

新築から10年ほどで・・・

パミール①

ぺローン・・・

パミール②

ぺローンと剥がれてきます。

立地や屋根形状で剥離のタイミングは変わります。

この「ぺローン」と剥離している様子は、洋菓子のミルフィーユを一枚ずつ剥がしていくような感じです。

このパミールに塗装をしても、結果的にぺローンと剥がれます。

外装リフォーム(塗装)をして一時的に綺麗になりますが、数年で屋根がぺローンします。

じゃあどうするの??

そこで私たちガイソー水戸店では、屋根のカバー工法をお勧めしています。

文字通り既存の屋根の上から覆うように、金属系(ガルバリウム鋼板)でカバーしちゃいます。

既存の棟板金を解体・処分したあと、

ルーフィング

アスファルト系の防水シート(ルーフィング)を張ります。

屋根全体に張ったあと、

カバー施工中

金属系(ガルバリウム鋼板)の屋根本体を葺いて固定させていきます。

カバー 完了

最後に棟部分を取り付けて完了です。

 

既存の屋根全体は解体・処分しないので、費用が抑えられるメリットがあります。

パミール以外でも、「コロニアル」や「カラーベスト」などもカバー工法で施工できます。

ただ、現状で雨漏りしている場合は、屋根解体後に下地を作り直す「葺き替え工法」になるかもしれません。

下地や建物に合った最適な工事をご提案できればと思います。

 

今日もありがとうございます。

ガイソー水戸店

株式会社イサカホーム

一級塗装技能士/二級建築施工管理技士

小野里 和宣
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