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ガイソー水戸店

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外構塗装 下見板 四脚門 2017/9/24

2017.09.24
 皆様こんにちは!
ガイソー水戸店、(株)イサカホームの外装リフォーム営業・管理担当のオノザトです。

ついこの前まで「暑い、暑すぎる!」と話していたのに、朝晩はすっかり涼しく、むしろ寒い日もありますね。
3歳の長男と同じ布団で寝ていますが、夜は暑いらしく布団から飛び出して、朝は寒いらしく私の布団を引っ張ります。
朝5時に寒くて目が覚めます。笑
まあ、子どもが風邪ひくよりは良いですけどね・・・。

さて、今日のお題の「外構塗装」ですが、外構って何?って思われると思います。
一般的に外構(ガイコウ)とは、居住・生活する建物の外にある構造物全体を指す言葉で、門・車庫・カーポート・土間・アプローチ・塀・柵などの構造物、それに庭木・垣根なども含まれます。
ここでは塗装などの話しがメインですので、「塀」を指します。

塀をイメージされるとき、ブロック塀やコンクリートの擁壁などをイメージされる方が多いと思います。
上記の塀の塗り替えはご自宅の塗り替え時に一緒に塗装することもあります。
今回の塀は、長いこと塗装業界に居ても何回も出来るような塀ではありません。





↑↑↑ 施工前です。

立派な塀、立派な四脚門です。
この規模の外構はなかなかお目に掛かれません。
しかし、残念なことが1つ・・・



↑↑↑ 前回塗装した業者さんが、いわゆるペンキで塗り潰してしまっていたのです。

通常は下見板のような見た目も重視する仕上げの場合は、半透明塗料を使用して木目を見せる塗装の仕方をします。
ペンキなどで塗り潰してしまうと、メンテナンスは2パターン。
再度ペンキなどで塗り潰す、もしくは既存の塗膜を剥離して白木に戻してから半透明塗料を使用する。

目立たない面で塗膜剥離剤を使用して白木に戻す試験を行い、かかった時間と費用から全体を施工したらどれくらいになるかを算出してご提案。

お客様も相当悩まれて、再度塗り潰しになりました。

施工方法が決まったら、私たちはより良い工事をするだけです。



↑↑↑ 高圧洗浄後です。

下地が木なので、水圧を調整しながら木肌を傷めないように、脆弱塗膜が剥がれるように洗浄しました。

その後、サンドペーパーで表面の悪い箇所の下地調整、漆喰の掛けている箇所の補修を進めます。

木部の下塗りは業者さんによって考え方はまちまちです。
これといった正解が無いように思いますが、少しでも長持ちさせるためみなさん創意工夫をしています。

表面をキレイに見せるのなら、下塗りは塗膜が厚く付くものの方がキレイに見えます。
ただ、塗膜が厚くなればなるほど密着性に疑問が出てきます。

そこで、今回の仕様は浸透系の下塗り材をチョイスしました。



↑↑↑ 下塗り後です。

既存塗膜が剥がれなかった箇所は塗料の吸い込みはほぼ無いですが、脆弱部は吸い込みが酷かったので下塗りを2回塗りました。



↑↑↑ 完了後です。

前回が赤みが強い色でしたが、今回はダークブラウンで落ち着いた雰囲気にしました。






お客様も仕上がりに満足していただきました。

母屋は木材保護塗料でご提案させていただきます。

Y様、本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。


今日もありがとうございます。

ガイソー水戸店
株式会社イサカホーム
一級建築塗装技能士
二級建築施工管理技士
小野里 和宣

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